紅アリスと薔薇乙女
私達は、
シズネ姫が
いる部屋の扉を開いた。。
ギィッッ
「あら、
アリス姫、
お久しゅうございます。
御待ちしておりましたわ
……!?く、紅さまっ!?」
「「は?」」
声がハモった。
「俺…お前なんか
知らねぇぞ?」
「え!?
う……そ…?
ま、またまたご冗談を…
父母達公認の婚約者じゃありませんか」
「「婚約者?!」」
…本日2回目の
綺麗なハーモニー…
「俺は
お前なんか知らないし、
婚約者した覚えもない。」
「……っ!
紅さま、知っておりますか?
アリス姫は蒼き疾風と
言われるほど強いんですの!
普通、女性は、
守られる側なのに…
アリス姫なんて……
私に比べれば
ちんちくりんなのに…っ!」
ちんちくりん
キタ―――ヽ(´∀`)/