紅アリスと薔薇乙女

「えーっと…

枯れない薔薇を

譲ってくれません??」

「……」

シズネ姫は黙ってる。

「ちょっと姫さん?

聞いてる?」

「………」

まだ黙ってる。


そろそろ何か言えよ(-_-メ)

「…聞いてんのかって

言ってるのが聞こえない?」

「…………」

プッツン。。

なにかが切れた。

いや『切れた』じゃなくて『キレた』の方が正しい。
「おい、小娘(シズネ姫はアリスより年下です。)
てめぇ私をナメてんのか?あ゙?そんなにボコされたいの?(黒笑)」

「こわっ(ボソリ」

「あ゙?うるせぇよ。無駄に目が紅いくせに」

とアリスが言うと、

紅は軽くヘコんだ。

< 16 / 55 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop