紅アリスと薔薇乙女
「ぐぅぅっ…ガハッ……」
しばらくして、息を引き取った。
「ろ、ロイ!…貴様ぁぁぁッ!」
今度は子供が飛びかかってくる。きっと、信頼されていたのだろう。
飛びかかってきた子達数名を抱き上げる。(何気に力持ち笑)
「ごめんね…」
と言ってその子たちを撫でる。
「うぅぅぅ…うわぁぁぁぁんっ!」
「君たちはまだ幼い。だから…また強くなったらおいで?」
あたしはそう言って、その子達から手を離す。
「ねぇ、いつまでそこに隠れて見ているの?」
あたしは茂みの方へ話しかける。
すると青年ぐらいの男たちがでてきた。
「ロイさんを…よくもロイさんをぉぉぉぉぉ!!」
斬りかかってきた。
「君たちはもう大人だね?…あの子たちみたいに助かるとは…おもってないよねぇ?」
スパッ…
「あ、兄貴ぃぃぃぃっ!お前ぇえぇぇ!」
あたしはどんどん人を斬っていく