紅アリスと薔薇乙女


「・・・っちゃんと

勝負しろっ!」

脳天に剣を向けてきた。


間一髪で剣が間に合った。

「あぶないなー・・・」

私はムッとした顔で紅に言った。

私は紅の剣を押し返した。

「ぬぅんっ」

私は、紅の額の前で

剣をとめた。

「どうした?殺さないのか?」

「意味もなく人を殺したくない。」

< 9 / 55 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop