君の隣で
「潤!早く来いよ!」
悠太がドアの前で早く来るように急かす。
「分かってるよ。」
自動ドアが開き、悠太は注文していた。
店の一角のテーブルのところへ行き、腰掛ける。
ふと、店を見渡す。
すると、一際目立つグループの一人と目が合った。
「ああーーーーーー!!!!」
するとそいつが叫ぶ。
「潤じゃん、潤!懐かしいなあ~!!」
「…晶?」
「おお!聖城第一も今日だったんだろ?入学式。」
「ああ。第二もか?」
「お前と離れて、少し寂しいけどな。」
「潤。」
「修、それに称も!」
「私もいるよ!」
「美玖。真希も。えっと…アズミもな。元気か?」
「うん。潤も元気そうだね!」
「…そっちの子は?」
「ああ、瀧の事?」