僕 の 愛 し い 人 [ホラー]
――――
私が一番恐れていた事が起きた。
"私以外の人"に被害がいく‥
桜を巻き込みたくない。
私は桜から携帯を奪い取り電話に出た。
『もしもし。』
「あぁ!雪梛ぁ‥!
どうして自分の携帯には出ないのに‥‥‥」
『私になんの用があるんですか?
私はあんたのこと好きじゃないですから。
もう辞めてください。』
私は低いトーンで男に伝える。
しばらく間が空いて男は喋った。
「逃がさないよ。
君の声も姿も‥全部見ているんだから。」
見ている‥?
どういう意味?
「今、雪梛の犬が水色のおもちゃで遊んでるね。」
ペルツの方をゆっくりと見る。
ペルツはお気に入りの水色のおもちゃで遊んでいた。
『‥どこ‥から‥‥‥』
「ふふっ
右上だよぉ。」
私が一番恐れていた事が起きた。
"私以外の人"に被害がいく‥
桜を巻き込みたくない。
私は桜から携帯を奪い取り電話に出た。
『もしもし。』
「あぁ!雪梛ぁ‥!
どうして自分の携帯には出ないのに‥‥‥」
『私になんの用があるんですか?
私はあんたのこと好きじゃないですから。
もう辞めてください。』
私は低いトーンで男に伝える。
しばらく間が空いて男は喋った。
「逃がさないよ。
君の声も姿も‥全部見ているんだから。」
見ている‥?
どういう意味?
「今、雪梛の犬が水色のおもちゃで遊んでるね。」
ペルツの方をゆっくりと見る。
ペルツはお気に入りの水色のおもちゃで遊んでいた。
『‥どこ‥から‥‥‥』
「ふふっ
右上だよぉ。」