ダイスキ…
ほんの少し…

先生に話したら
胸のつっかえが
とれたような気がした。


「先生?ありがとうね」



「おう!また辛くなったら
いつでも相談にのるからなっ



じゃあもう帰ろうか?」




帰るために立ち上がろうと
したら丁度授業のチャイムがなった。

「なっちゃったねー」



「ねーじゃねえ!」


先生は笑いながら
あたまをくしゃくしゃと
撫でてくれた。
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