あめキス
「陸真っ赤」
「うっせぇ//帰んぞ」
「うんっ ははっ笑」
笑いながら廊下に出ると真っ暗…
「陸…」
「ん?…恐いの?」
「こっこわくないもん!」
「あ、そう」
あ、行っちゃう。恐くないって言っちゃった。歩けないしまた泣きそうになってたら目の前に手が出てきた。
「陸…っ」
その手を掴むと
「お前ほんと泣き虫なっ 笑」
そう言ってあたしの手を握ると歩きだした。それから陸はあたしを家まで送ってくれた。
「じゃあ、明日」
「うんっありがとね」
「おー、おやすみ」
「おやすみ!」
陸の背中が見えなくなるまであたしは見つめてた