あめキス


「あれ、華?」


「陸」


「誰か来なかった?」


「誰も。なんで?」


「なんか前田?に呼ばれて」


「ふーん。」




陸はあたしの前の席に座った




「華はなにしてんの?」


「特になにも」


「そっか。」




少し黙ってると甘い匂いに気づいた




「陸なんか食べてる?」


「ん?あー、あめ♪欲しい?」


「くれるの?」


「これしかないっ 笑」


「なにそれっ」


「でも、どぉしても欲しいならあげるけど?」


「欲しい」




そう言うと陸はあたしの唇に触れた



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