猫耳姫とメガネ王子
「んに……。壱」
「なに?」
「今度からは、カーテン開けっ放しにしようね」
なんだか照れくさくて、そっぽを向いて言う。
あぁ、私って可愛くない。
猫耳になって、少しは素直な可愛い子になってるかなって、思ったんだけど。
すると、クスクスと笑い声が聞こえてきて、私はパッと視線を戻した。
「なに?」
「今度からは、カーテン開けっ放しにしようね」
なんだか照れくさくて、そっぽを向いて言う。
あぁ、私って可愛くない。
猫耳になって、少しは素直な可愛い子になってるかなって、思ったんだけど。
すると、クスクスと笑い声が聞こえてきて、私はパッと視線を戻した。