猫耳姫とメガネ王子
☆☆☆

結局、鈴には断りのメールを入れて、私は今壱の部屋で漫画を読んでいる。



秀才の部屋だから漫画なんてないのかと思ったら、少年漫画が数冊だけ置いてあったのだ。


ベッドを占領し、机に向かって勉強をしている壱なんて意識せずに、ケラケラ笑う。


今頃いい男をゲットしてたはずなのにぃ。


とか、


今日の為の勝負下着だったのにぃ。


とか。
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