猫耳姫とメガネ王子
だって、壱は男なワケで、私は女だし。


そうなると、色々と問題が出てきちゃうから……。


「しょ……勝負下着じゃないからダメ!」


私は思わず、そう叫んでいた。


驚いた顔で、壱が振り向く。


「あ……私なに言ってんだろ? にゃははっ……気にしないでっ!」
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