猫耳姫とメガネ王子
お泊り~壱side~
リビングの奥にあるバスルームから普段は聞こえない鼻歌が聞こえてくる。
その鼻歌は、今風呂場に俺の大切な人がいるのだという事を示していて、俺はどうしようもなく嬉しくなった。
「なにニヤニヤしてるのよ、気持ちわるい」
そんな俺に向けて、母親が言う。
「べ、別ににやけてねぇよ!」
「あらそぉ? じゃぁ今日は唯ちゃんと別々の部屋で寝なさいね」
その鼻歌は、今風呂場に俺の大切な人がいるのだという事を示していて、俺はどうしようもなく嬉しくなった。
「なにニヤニヤしてるのよ、気持ちわるい」
そんな俺に向けて、母親が言う。
「べ、別ににやけてねぇよ!」
「あらそぉ? じゃぁ今日は唯ちゃんと別々の部屋で寝なさいね」