猫耳姫とメガネ王子
さすがに目が覚めて、うるんだ瞳をこちらへ向けてくる唯。
「壱ぃ~……尻尾ぉ~」
寝ぼけているか、敏感すぎる尻尾のせいなのかはわからないけれど、上半身を起こして俺の体に腕を回してくる唯。
赤く染まった頬と、トロンとした目が誘っているようにしか見えない。
「ゆ、唯……」
「壱ぃ~……尻尾ぉ~」
寝ぼけているか、敏感すぎる尻尾のせいなのかはわからないけれど、上半身を起こして俺の体に腕を回してくる唯。
赤く染まった頬と、トロンとした目が誘っているようにしか見えない。
「ゆ、唯……」