猫耳姫とメガネ王子
不安~唯side~
私がパッチリと目を覚ましたとき、何故だか壱が目の前にいた。


「あれ……? 壱?」


ベッドの下で胡坐をかいて座り、ムスッとした顔でこちらを見ている。


な、なんか怒ってる?


「おはよう」
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