猫耳姫とメガネ王子
「んにぃ~……」



と、耳と尻尾を垂らして――「んにゃっ!? まだついてる!」と、ようやく自分が猫のままな事に気付いた。



「あぁ、そういえば消えないな。

唯が起きれば自然に消えるかと思ってたんだけどな」


「どどどど、どうしよう!」


いきなり大パニックになる私。
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