猫耳姫とメガネ王子
動物園~壱side~
俺は元の姿に戻った唯の手を握り、そっとそこに口付けをした。
真っ赤になる唯が、可愛すぎる。
「唯、もしかしてこういうのしたことない?」
まさか、と思いつつも、唯の照れている顔を覗きこんで、そう聞いた。
すると唯は赤い顔を更に赤くして、
「……っ!! わ、悪いっ!? いい男選びすぎて、キスもしたことないけど!」
と、半分逆切れのように言ったのだ。
真っ赤になる唯が、可愛すぎる。
「唯、もしかしてこういうのしたことない?」
まさか、と思いつつも、唯の照れている顔を覗きこんで、そう聞いた。
すると唯は赤い顔を更に赤くして、
「……っ!! わ、悪いっ!? いい男選びすぎて、キスもしたことないけど!」
と、半分逆切れのように言ったのだ。