猫耳姫とメガネ王子
唯が俺の手を強く握り、花が咲いたような声を出した。


「マジで?」


見ると、孔雀が唯の言葉に応えるように、大きく大きく虹色の羽を広げていたのだ。


「すっご~い」


飛び跳ねて喜ぶ唯。
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