猫耳姫とメガネ王子
「あ、でも……私、猫とは会話できたかも」


と、突然顔面蒼白になり、不安そうな顔で俺を見つめてくる。


もしかして、自分が猫と会話してたって自覚なかったワケ?


俺はそんな唯に呆れつつも、その頭をポンポンとなでた。


「そんな不安そうな顔するな。大丈夫だから」
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