猫耳姫とメガネ王子
「え……?」


私は自分の目を疑った。


そのページには、壱の部屋で見たあの写真のコピーが貼り付けられ、マジックで頭に猫耳をかきたしていたのだ。


そして、その下には《唯猫完成図》と書かれた文字が――。


「どういうこと?」
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