猫耳姫とメガネ王子
さっきまでの幸せが幻のように崩れ落ちていく音がする。
どうして?
なんのために?
そんな疑問ばかりが浮かんでは消える。
あふれ出しそうな涙をグッと押し込めて、私は壱の眠っている部屋へと急いだのだった。
どうして?
なんのために?
そんな疑問ばかりが浮かんでは消える。
あふれ出しそうな涙をグッと押し込めて、私は壱の眠っている部屋へと急いだのだった。