猫耳姫とメガネ王子
「さわらないで!!」


そっと伸ばした手を振り払われる。


……当然だ――。


胸の痛みは更に増して、今にも気絶してしまいそうだ。


俺はそれをグッとこらえて、唯を見つめた。
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