猫耳姫とメガネ王子
どうにでもなれと思いながらも、いざ男の人に声をかけられたら反応に困ってしまう。


だって、ここには鈴もいないし、見慣れたダーツバーでもない。


いい男の情報をくれる店長もいなければ、壱だっていないのだ。


そう思うと、途端に怖くなってくる。


「どうしたのぉ? なんか泣いてるけど、男に振られた?」
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