猫耳姫とメガネ王子
頑張って、勇気を振り絞ってそう言った。


恥ずかしすぎて、穴があったら入りたいけれど、それでもジッと壱を見つめる。


「できれば、体洗ってほしくて」


我ながら、大胆な発言だと思う。


でも、壱に洗って欲しかったんだ。
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