猫耳姫とメガネ王子
予想外にニコニコと喜ぶ鈴に、私は首をかしげる。


「唯は壱君しかいないって思ってたんだぁ」


「んにゃ?」


「だぁってさ、唯の馬鹿さ加減は並大抵の男じゃ治せないもん! 壱君くらい天才じゃなきゃ無理だって私思ってた」


な、な、なにおう!?
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