猫耳姫とメガネ王子
親友からのきつい言葉に、私はカッと頭に血が上りそうになる。


「だから、壱君」


「はい」


「唯を、よろしくお願いします」


そう言って、鈴は深々と壱に頭を下げたのだ。
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