猫耳姫とメガネ王子
「学校に行けば、また普通に笑いかけてくれるさ」
「壱……そうかなぁ?」
「俺は、唯のことをずっと見てたから、あの子のこともちゃんと知ってる。信用しろ」
普段よりもずっとずっと甘えん坊で、普段よりもずっとずっと不安の多い猫な私を、壱はそうやって安心させてくれたんだ――。
「壱……そうかなぁ?」
「俺は、唯のことをずっと見てたから、あの子のこともちゃんと知ってる。信用しろ」
普段よりもずっとずっと甘えん坊で、普段よりもずっとずっと不安の多い猫な私を、壱はそうやって安心させてくれたんだ――。