猫耳姫とメガネ王子
ベッドの上で寝返りをして、眩しい蛍光灯に目を細める。


せっかく付き合い始めたのに、これじゃぁ片想い中とかわらない。


なんだか切なくなってきた、その時だった。


カチャっとドアの開く音がして、私は驚いてベッドから飛び起きた。


「い、壱!?」
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