猫耳姫とメガネ王子
「い、いいい壱! ちょっと待って、今日の下着可愛くないから!」


ジタバタともがくけれど、壱の重さにそのまま床にたおれこんでしまう。


ズシッとのしかかって来る体重。


「い……ち?」


私の横にある壱の顔から、スースーと寝息が聞こえてきたのだ。
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