猫耳姫とメガネ王子
解決~壱side~
手に触れる柔らかな感覚で、俺はそっと目を覚ました。


ボンヤリとした視界の中には、久しぶりの自分の部屋と、唯の姿。


「唯……」


そうか。


研究に疲れて唯に癒してもらおうと思ったのに、そのまま寝たんだっけ。
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