猫耳姫とメガネ王子
ポンポンと頭を撫でつつ、何気にファーストキスだと暴露して、許してもらう。


「で、だな。今回の3度目も、キスをした後に戻ってるワケだ」


「つまり、それって――」


じぃっと見つめてくる唯に、俺は大きく頷いた。


「キスをした数時間後に元に戻るってことだ」
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