あなたと夢
絶望
"大きくなったら、歌手になる!!"
「いつか失くしたものだって~♪きっともう一度取り戻せるから~♪」
夢は歌手になること。"EXILE"みたいに多くの人に感動を与えたいんだ。
「みずきってさぁ~EXILEの曲上手だよね~!!」
私は、友達の愛璃と奈美と一緒にカラオケに来ていた。
当たり前じゃん。小さい頃からEXILEを歌って育ってきたんだから!
「そうかな?」
ちなみに私。樽嬢璃緒。高校2年。
私には、誰にも言えない秘密があった。
中3の冬。母親と父親が離婚。
母親に引き取られた私は虐待を受けていた。
「あんたさえいなければっ...私とあの人はいまごろっ...!!」
「いたっ!!...やめてよ!母さん!」
母親は私の頬を打つ。ストレスを全て私にぶつける。
髪の毛を引っ張り、床へ叩きつける。
「あんたなんて....産まなきゃよかった!...産んでなかったら今頃!」
「どうして私に当たるの!?母さんはおかしいよ!」
「口答えしてるんじゃないわよ!」
「きゃっ!...」
母親は私を殴り続ける。
痛いよ....。
どうして...?あんなに憧れだった母さんが、心の中から消えて行くよ...。
「いつか失くしたものだって~♪きっともう一度取り戻せるから~♪」
夢は歌手になること。"EXILE"みたいに多くの人に感動を与えたいんだ。
「みずきってさぁ~EXILEの曲上手だよね~!!」
私は、友達の愛璃と奈美と一緒にカラオケに来ていた。
当たり前じゃん。小さい頃からEXILEを歌って育ってきたんだから!
「そうかな?」
ちなみに私。樽嬢璃緒。高校2年。
私には、誰にも言えない秘密があった。
中3の冬。母親と父親が離婚。
母親に引き取られた私は虐待を受けていた。
「あんたさえいなければっ...私とあの人はいまごろっ...!!」
「いたっ!!...やめてよ!母さん!」
母親は私の頬を打つ。ストレスを全て私にぶつける。
髪の毛を引っ張り、床へ叩きつける。
「あんたなんて....産まなきゃよかった!...産んでなかったら今頃!」
「どうして私に当たるの!?母さんはおかしいよ!」
「口答えしてるんじゃないわよ!」
「きゃっ!...」
母親は私を殴り続ける。
痛いよ....。
どうして...?あんなに憧れだった母さんが、心の中から消えて行くよ...。