苺畑
同じ歩幅でこの道を歩いた。

笑いながら…

楽しかった。

あの日々にはもう戻れない。



それでいいの。

それしか選ぶ道がなかったから。



―――――涼音、好きだよ。

たまに聞こえるの、
空の声が…。

気のせい?
空…。

忘れられない過去。

苦痛な過去。

こんな過去でも…



とても幸せでした。
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