苺畑
その日、ゲームセンターに飽き、

琴音と別れて

自分の部屋でパソコンをいじりながら

くつろいでいた。


その時、ケータイの着信がなった。


…誰?

涼音警戒しながら出る。


『あっ、もしもしー??』

誰?男の声だ。

「あんた誰?」

涼音は強い口調でいう。

『ごめん、ごめん。俺!同クラの1-Dの秋田空!!』

秋田空・・・

ああ・・・

いたなあ・・・。

「どうして番号・・・。」

涼音はどうしてケー番を知っているのかが気になっていた。

『わりぃ、山下に聞いた』

琴音かあ・・・。

ま、いっかあ。

友達増えるのイイことだし♪

「じゃあ、せっかくだし仲良くなろっ!!」

涼音はもういっそのこと開き直っている。

こいつに恋愛感情もつことはないでしょ。

『まじっ?!さんきゅ!!』

秋田空は喜んでいる。

あたしはその後、

別れを告げ、電話を切った。

この瞬間から、恋は始まっていた。

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