きゃらめるりぼん
第一章 下手くそな結び目
出会い
「俺、お前のことマジ嫌いだから」
「知ってるから」
何で私は、今こんな言葉を交わしているのだろうか。
私のせい?ううん、ちがう。
相手が勝手に嫌ってるだけ。
―春日鼓(かすがつづみ)―
背が小さくて、目は二重で。
小柄な体、サラサラの髪。
モテる要素が全て揃ってる…
私。
そのはずなのに、私は告られたことも無ければ、告ったこともない。
付き合ったことなんてなおさら無い。
現在高校二年生。
恋の1つや2つ、してないほうが珍しい年頃。
友達は普通に居たし、
そこらへんにいる女子校生と変わらない。
なんで私は男子から嫌われてんのか?
それはね…愛想がないから。
友達といる時は普通に笑うし、喋るし。
男子の前では無口な私。
いつの間にか嫌われてた――
「知ってるから」
何で私は、今こんな言葉を交わしているのだろうか。
私のせい?ううん、ちがう。
相手が勝手に嫌ってるだけ。
―春日鼓(かすがつづみ)―
背が小さくて、目は二重で。
小柄な体、サラサラの髪。
モテる要素が全て揃ってる…
私。
そのはずなのに、私は告られたことも無ければ、告ったこともない。
付き合ったことなんてなおさら無い。
現在高校二年生。
恋の1つや2つ、してないほうが珍しい年頃。
友達は普通に居たし、
そこらへんにいる女子校生と変わらない。
なんで私は男子から嫌われてんのか?
それはね…愛想がないから。
友達といる時は普通に笑うし、喋るし。
男子の前では無口な私。
いつの間にか嫌われてた――