ホームの奇跡。【短編】
「実はね…あたし、今日一目惚れしちゃったかも。」
「えぇ!!どんな人!?」
美和はものすごく興味津々な様子だった。
それからあたしは、美和にあの人のことをいろいろ話した。
「沙亜耶、今度話しかけてみたら?」
美和はニヤリと笑いながら言った。
「いやいや!無理に決まってるじゃん!」
ってか、美和…楽しんでるし。
「あたし話しかけるとか、自信ないよ…美和みたいに美人じゃないし…」
美和みたいにね…
美人だったらどれだけ人生が…とほほ