必然?! 恋のメロディ

「え?あ、桐谷君!こんにちわ!」

「こんにちわ、じゃねぇよ。その本、俺の」


「え、えぇぇ!ご、ごめんなさい!私の机に置いてあって見覚えなかったからてっきり図書室のかと…」

「…なんで小林の机に?」


ドキッ


え、何いまの

ただ名前言われただけじゃん

なのになんでこんなにもドキドキするんだろ


「おい!聞いてんのかよ!返せよって」

「あっ!ごめんなさい!」

そういって私は渡した

その時かすかに触れた事でも少しドキッとしてしまった自分に気づいた

「なにお前おびえてんの?」

ふっと笑った顔にもドキッとしてしまった

うー…何でこんなにー///

「お前、顔赤いよ?熱?」

「え、違うよ!なんか、今日って暑いねー!」

「そうなの?今真冬だけど…体質で違うからな!気にすんな!」

うん、なんかありがとうございます

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