必然?! 恋のメロディ


「ママ、優奈のカバンどこー?」

優奈はまだ3歳で幼く、すぐに体調を崩してしまう、病弱な子だった

「うーん、さっきそこに置かなかった??ほら!あったわよ」


あたたかくしなさいよ?と優しく問いかけていた

「よし!じゃぁチビどもいくぞ???」


俺はとにかく楽しみでしょうがなかったんだ


車で新潟までは結構距離はあった

「曲きく??」

「「聴くー」」

「お前らよくはもるなー!」

「優哉!いちいちマネするなよ!」

「純にぃだってすぐ僕のマネする!」

「はいはい、いちいちケンカしないの!!」


「ふん!」

今思えば、そんな事でもかけがえのない思い出だったのかもしれない

「あと、一時間くらいーだな!」

そう父が言った直後、



キィィィィィ



旅行は終わった


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