この思いを君に

正面玄関を出たところで
私はその声に気づいた。




「愛香ー!!」


優くん!?


声は2階の窓から。





「受け取れ!!」




優くんが落としたのは葉っぱ。



ひらひら




一枚の“好き”



「優くん…」

私は走り出した。


-END-
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