この思いを君に
「そだ!また告られたらしいね。7週?連続とか聴いたよ。」
いつもの場所に座ると、
私はさっきの話を思い出した。
「どこで聴いたんだよ。」
高野は嫌そうな顔で言う。
「みっちゃんにさっき聴いた。まぁ誰でも知ってるんじゃない?」
「…まじ?…」
ため息をつく高野。
ばれるの嫌だった?
もしかして…
「高野好きな子いんの?」
「…−はぁ!?」
少し前から思ってたけど、
この人いろいろと顔に出すぎじゃなかろうか…
…顔、真っ赤。
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