この思いを君に

「って言ったの?」

『うん』

メロンパンを頬張りながら
昨日の事をマユに話した。

話すつもりは無かったけど
呼び出された時に隣にいたマユは
気になって仕方ないみたいだった。


「可哀想〜言っとくけど、
それ言われて友達で居られるやつ
いないから。」

デザートのプリンを
落とすところだった。

『うっそん』


と、言うわけで
私はまた友達が減ったようだ。

なんでこうなるんだか。

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