忘れられないあの人
そして帰るだけでなにもないまま時がどんどんたっていった。

「ねー。彩.健となにもないんでしょ?いいの?それで」

「うち待つ人だからいいの!」
と言いながら彩は心の中でこの先もずっとないままかと不安だった。

健はその日も私を家に送っただけだった。
「やっぱそれだけか.....。」

彩は健から気持ちが少し離れた瞬間だった。

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