~AriA~キミヘノヨクジョウ…




「またさぁメールしていい?」


亜里亜が帰るとき僕はそういった


「うん。いいよ。」


彼女は快く返事した


「んじゃ、亜里亜いこうぜ。」


兄は自転車の後ろに亜里亜を乗せると


ペダルを踏んだ


彼女の髪がなびき風邪の色に見えた


このときは軽い気持ちだった


半年後の事を知らずに…




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