*Dear Prince*



【ありがとう、さすがだな!夢七!素手でとっちゃうなんて、】



龍人さんはそう言ってケラケラ笑いながら、私の頭をぽんぽんと撫でて
練習に戻っていった、、




私はさすがだなって言われたことが嬉しくて、

頭を撫でられたことがなんだか恥ずかしくて、
だんだん顔が熱くなってくるのがわかった、




【ね、夢七、今の人知り合い?】


突然木葉に話しかけられて私は心臓が飛び出るくらいびっくりした、



「うん、まぁ近所に住んでる人でね龍人さんっていうんだ…」



私は近所に佐木沼くんが住んでることを何となく知られたくなくてそれだけしか木葉に言えなかった…






< 19 / 19 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop