チョコレートより甘い恋


「ねぇねぇ。キミ、一人?」


そう声をかけられたのは、それからすぐのことだった。


駅の入り口の横で一人でつっ立っていると、むこうの方から2人組の男の人が近づいてきて。


目をあわせないようにと俯こうとした瞬間、声をかけられた。


「俺らと遊ばない?」


金髪にピアス。


ダボダボな服、軽そうな喋り方。

その全部から印象つけられる、第一印象は


まさにチャラ男。


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