ブラウン管の中のあなたを見るたび、私はまた溜め息をつく
もしかしたら。
もしかしたらだけど、会わなかった2年間のほうが、楽だったのかもしれない。
どうせ片思いなんだから、忘れよう
そう考えていたときの方が、要人が近く感じられたのかもしれない。
なんて考えちゃう私は本当暗い人間なのかもしれない。
いや、すごく暗い人間なんだろうな、きっと。
こうやって、要人は私を愛してくれてるのに。
なにを不安になってるんだろう。
彼女として、支えなければいけないのに。