鳥籠
周囲に合わせない人。
今まで、あたしの周りにはいなかった。
そして、あたしに何の興味も示さないオトコも。
あたしにだって、自分が好き嫌いがはっきり分かれるタイプだってことくらいわかってる。
好きか、嫌いか。
アキヒロからは、どっちも感じられない。
朱も知ってる人間のうちの一人にしか過ぎない、という当たり前の
でも、あたしは慣れない態度。
対処法がわからない。
「変なのは、アキヒロだよ」
「まーた、人のせいにして」
柚莉は軽く笑い、あたしの背中を押して、外へと促した。
今まで、あたしの周りにはいなかった。
そして、あたしに何の興味も示さないオトコも。
あたしにだって、自分が好き嫌いがはっきり分かれるタイプだってことくらいわかってる。
好きか、嫌いか。
アキヒロからは、どっちも感じられない。
朱も知ってる人間のうちの一人にしか過ぎない、という当たり前の
でも、あたしは慣れない態度。
対処法がわからない。
「変なのは、アキヒロだよ」
「まーた、人のせいにして」
柚莉は軽く笑い、あたしの背中を押して、外へと促した。