鳥籠
第四節
それから、何度もそういうことがあった。
いつも、同じ。
ただ、日が暮れるまで、ただただ一緒に彼の部屋で時間をつぶす。
不思議に退屈はしなかった。
アキヒロの横顔は、いつまで眺めていたって飽きない。
そして、外が暗くなったことに気付いたら、二言三言話して帰る。
それが、段々自然な日常になって来た。
徐々に頻度が増えて、最近はほとんど毎日、そう。
「…好きなんだ?」
意外そうな顔をして、シュンにそう聞かれた。
「え?」
驚いて、聞き返す。
でもすぐにいつも通りを装って、別に、と呟く。
いつも、同じ。
ただ、日が暮れるまで、ただただ一緒に彼の部屋で時間をつぶす。
不思議に退屈はしなかった。
アキヒロの横顔は、いつまで眺めていたって飽きない。
そして、外が暗くなったことに気付いたら、二言三言話して帰る。
それが、段々自然な日常になって来た。
徐々に頻度が増えて、最近はほとんど毎日、そう。
「…好きなんだ?」
意外そうな顔をして、シュンにそう聞かれた。
「え?」
驚いて、聞き返す。
でもすぐにいつも通りを装って、別に、と呟く。