野球部の彼-LastSammre-
平凡
「あー野球やってるよー」
「ほんとだーいいよね、野球部」
「ねーあたし彼氏にするなら野球部がいー」
「ばーか、あんたの彼氏サッカー部じゃんかっw」
「あ、それつっこむ??w」
「うわ、忘れてたとかいう?w」
パタパタ.....
そおいった会話をしてあたしの前を通り過ぎていく子達
野球部なんだからやきゅーやって当然じゃん
当時はこれくらいしか野球に感心がなかった
私のの通う学校は中高一貫制の学校、
幼稚園から大学まであるわりと大きい学校で、
中学高校共にスポーツはわりと強い方
運動部は全国大会にも常連部活がおおい
中でも野球部は中高全国大会常連校
私は学校歴史とかそんなものまったく興味なかった
この学園にはいってから、もう二年になる
季節は春
「もう最上級生か・・・」
そんな事を考えながら自分の席につく
さわがしくて、限られた子達だけがなかいい
どこにでもあるクラスの中で何もつかめるものなんかなくて、
伸び悩んでいるアタシがいる
あたしの中で、何かが変わろうとしていた――――――。