一枚の壁







「心配したのよ…」





姉さんは、いつもの冷静さをなくして泣いていた。







「ルドルフになにかあったりしたら…
私は、気が触れてしまうわ。


ルドルフが帰って来なかったら、って考えたら私…

恐ろしくて」







「姉さん…

心配かけてごめんなさい。


エリーナ叔母さんの店みたいな店を見つけてさ。

ショーウィンドーに見とれてたんだ!」










< 202 / 202 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

心の花

総文字数/38

詩・短歌・俳句・川柳1ページ

表紙を見る
都の春

総文字数/41,207

恋愛(その他)124ページ

表紙を見る
まだ先生じゃない

総文字数/3,038

恋愛(学園)13ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop